涼宮ハルヒの消滅

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部室にいるのは俺だけのようだ 長門の姿も朝比奈さんの姿もみえない ついでに古泉もだ 「キョン、自分の荷物は今日中取っ払っちゃいなさいよ! あ、コンピ研にパソコンを返さないといけないわね」 まてハルヒ、なぜSOS団は解散なのか説明してくれ 納得いくようにな。 ハルヒの手がピタリと止まった 不機嫌な顔がこちらをみる 俺はこの不機嫌な顔を知っている 入学したてのハルヒの顔だ 俺をジャガイモ、いやそれ以下としてみているような感じがした 「宇宙人も未来人も異世界人もあたしの所へ来てくれなかったわ。 薄々気付いてたのよ、そんなもんいるわけないって。 現実を見始めなきゃ取り返しの出来ない結果に… ううん、取り返しのつかない結果になってしまった事の方が多いと思うの」 いつになくハルヒは真面目な顔で俺に言う。 何も言い返しの出来ない俺はパソコンをサクサクしまうハルヒの背中を見つめることしか出来なかった
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