余命…?

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そんな二人を私は見つめていた。 姉への憎しみはなかった。 余りにも二人がお似合いで… ただ自分が惨めに思えた。 姉の小さな身体を包むように抱きしめている大翔の腕だけが、やけに目に焼き付いて離れなかった。
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