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「真子さん…やっぱり素敵だよな。ぶっちゃけ、可愛いと思って抱きしめた。ごめんなさい。」
いきなり大翔が言った。
私は呆気にとられて言葉が出なかった。
「俺達まだまだガキなんだぞ。完璧なんて無理だよ。今の気持ちに正直でいいんじゃない?さっきの話を聞いても、俺希望が大好きだよ。希望は俺を嫌いになった?」
私は首を横にブンブン振った。
「じゃあ問題ないよな!お互い何もかわらない!ってゆ~か、前より絆は強くなったよな!」
なんてポジティブなんだろう…
大翔が眩しかった。
「二人で真子さんを支えてあげような!」
大翔の言葉に頷いた。
大翔に自宅まで送ってもらい、キスをして別れた。
…大翔有難う…
私は姿が見えなくなるまで見送った。
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