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私は言った。
「私がお姉ちゃんの赤ちゃん産んであげるよ!代理母になる。」
姉は有難うと言って微笑んだ。
「頑張ろうよ!ねっ!」
姉は頷いた。
「あ~お腹すいた~」
姉が突然言った。
私もかなり空腹だった。
私達は下へ駆け降りた。
『お母さん!ご飯まだ?』
声を揃えて言った私達。
母は顔をあげた。
「お腹ペコペコなんだけど!」
姉が私のような言い方をした。
母は、
「散々心配かけて!全く!」
そう言って姉にげんこつをした。
次の瞬間声を上げ泣きながら姉を抱きしめた。
私はそんな二人を見て嬉しかった。
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