初体験

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「うわっ…こんな風になってるんだ…」 私は初めてのラブホに舞い上がっていた。 大翔は落ち着いていた。 「大翔って…その、経験あるの?」 私は思い切って聞いてみた。 「好きな子を抱くのは初めて。」 その答で大翔が経験あるとわかる。 「そうなんだ…」 結構へこんだ。 「嫌なら無理しなくていいよ。カラオケでもしてさ!」 大翔は悲しそうに笑った。 「過去は関係ないよ。」 私は大翔に笑いかけた。 「希望…」 腕を掴まれベットに押し倒された。 キスをする大翔の体温がいつもより熱く感じた。 着ていた服は簡単に脱がされ、私はあらわになった胸を激しく揉まれた。 大翔の舌が私の身体を這う。 「ハァッ!アッアン…ダメッイヤッ!」 声がこだまする。 大翔の指が…私の下半身に触れた。 「クッ…ンッ…アッアン」 どうしても出てしまう淫らな声。 大翔の指が中に入って来た。 「アッ…」 初めての快感に身体が反る。 「希望…綺麗だよ…愛してる。」 大翔が初めて愛してると言ってくれた。 大翔の指は私の中で悪戯に動いた。 「ダメッ…なんか変!怖い…イヤッヤッ…アッアッアッ!ア~ッ」 私の頭の中は真っ白になり、意識が飛んだ。 「大丈夫?」 大翔はまだ熱いままだ。 「一つになろ…う。」 私は大翔の首にしがみついた。 いつの間にかきちんと避妊の準備をしていた大翔。 ゆっくり私の中に入る。 「ツ…」 針で刺されるような痛みを感じた。 「大丈夫か?」 優しく私を心配する。 私は無言で頷いた。 次の瞬間、激しい痛みと共に、大翔と一つになった。 痛みは直ぐに快感にかわり、私は又、意識が飛んだ。
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