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中間テスト間近の為、部活が休みになった。
私は意気消沈。
友達と二人で帰っていた。
たわいもない話をしながら歩いていると、雨が降って来た。
私と友達は、走りながら手を振り、それぞれの家に帰っていった。
「ただ今~。」
玄関に飛び込んだ私。
その私の目の前に、憧れの先輩が立っていた。
「伊原先輩?」
私は突然の出来事に、それだけを言うと何も言えなくなった。
思考停止…
「あっ、お帰りなさい!」
姉の声にやっと我にかえった。
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