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姉は中学を卒業。
成績優秀の姉は県内の進学校に進学した。
私はバドミントン部で副部長として頑張っていた。
認めてくれる存在があると、卑屈な心は身を潜める。
私は姉を憎む事がなくなっていた。
高校に進学した姉は、その年の夏休み、彼氏を連れて来た。
眼鏡をかけた、冴えない感じの人。でも、とても優しそうな瞳をしていた。
私も高校受験を控え、志望校を決める時期だった。
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