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「神崎大翔です!希望さんと付き合ってます!よろしくお願いします!」
きちんとした挨拶に、
「姉の真子です。妹を大切にして下さいね。」
優しく微笑んだ。
「じゃあまた明日。」
大翔は照れ臭そうに手をふると帰って行った。
玄関前で姉が言った。
「凄く素敵な彼氏ね!」
私は恥ずかしくなった。
「あっ、誰にも言わないでくれる?」
両親にはまだ知られたくなかった。
過去に姉も私にお願いした事を思い出し、それを暴露した事も思い出した。
姉は、
「わかったよ。」
優しく私を見つめた。
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