408人が本棚に入れています
本棚に追加
/165ページ
次の日、最寄りの駅で加奈が待っていた。
「おはよ~昨日あれからどうなった?」
腕を組みながらきいてきた。
「うん。付き合う事になった…」
加奈は丸い目をした。
「凄くうらやまし~羨ましい~!」
加奈は身をよじりながら私を恨めしそうに見た。
「ごめん…」
つい謝ってしまう。
「何で謝る~羨ましいけど、よかったね!」
加奈はニッコリ笑った。
「でも、ひがまれるのは避けられないね…大丈夫?」
それは気になっていた。
「昨日試合見ていた女子、いつの間にか居なくなってたしね。」
加奈の心配は的中!
ゲタ箱の所で呼び止められた。
最初のコメントを投稿しよう!