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「一年生大会頑張ろうな!」
地区の大会を一週間後に開かれる。
私は優勝を目標にしていた。
大翔も同じだった。
「うん。がんばるぞ!」
私はガッツポーズをした。
「希望、これからも一緒に居ような。」
私の肩を抱く。
私は恥ずかしくなり下を向いた。
「そろそろ帰るか…」
大翔は何かをごまかすように立ち上がった。
その拍子にバランスを崩し転びそうになった。
私の手を引っ張り助けてくれた大翔に抱き着く形になる。
「ごめんね…」
私は慌てて大翔から離れようとした。
「ごめん、希望。もう限界………」
大翔の切ない声が途切れた瞬間唇が塞がれた。
強いキスに私は頭の中が真っ白になった。
「好きだ…」
耳元で囁かれ力が抜ける。
「ひろ…と。ダメッ、あっ!」
首筋にキスをされた瞬間、今まで自分が出した事のない声を出していた。
「希望、かわいい…」
力が抜け、全く抵抗出来ない私に何度もキスをする大翔。
身体が熱くなる。
このままだと私おかしくなる…
そう思った時、携帯が鳴った。
大翔は私から離れた。
私は息を整え携帯に出た。
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