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母からだった。
後30分ぐらいで帰るとの事だった。
「送るよ。それと、ごめんな、そのっ…大切にするって言ったのに…」
大翔は頭に手をやりながら謝った。
「私、大翔ならいいよ。」
大胆な事を言ってしまった。
「えぇぇぇっ!」
大翔は驚きの余り声が裏返る。
「ちっ違う!キッキスならって意味!」
慌てて訂正するが、
「優しくするからね!」
意地悪な目つきをして私を見た。
「スケベ大翔!」
「希望もスケベじゃん!」
そんな言い合いをしながらも、手を繋ぎながら帰って行った。
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