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「うん。姉が、前から大翔を知っていたって。大翔もそうなのかなって。」
大翔は首を横に振った。
「姉は前から大翔を知っていたなんて…」
私は不安になっていた。
「確かに…希望の姉ちゃんは素敵だと思う。」
私の胸はズキッっと痛んだ。
「でもな…俺は、希望が1番だよ。」
真っ赤な顔をしてそっぽを向いた大翔。
私は迷いやわだかまりが吹っ飛んだ。
「大翔。有難う。大大大好き!」
私はすっかりご機嫌になっていた。
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