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ブラウスの上から胸を優しく揉まれた私。
「ﾌｯ、アッｱﾝ」
自然に声がもれる。
こんな感覚は初めてだった。
時々胸の硬い部分を撫でられ、体がビクッっと反る。
「やめて、ひろ…と、ダメ！」
そう言いながら、私は下着に熱く流れる何かを感じていた。
大翔はブラウスのボタンをゆっくり外していく。
その手が止まった。
…あっ！キズ！…
私は思わずブラウスを閉じた。
大翔は優しく笑うと私の手を退かす。そして傷痕にそっとキスをした。
いつの間にかブラは外されあらわになった私の胸。
「綺麗だよ。」
そう一言囁くと、私の胸の蕾を吸った。
「ﾊｱｱﾝ…」
余りにも淫らな声をあげた自分に驚いた私は口を塞いだ。
その手を優しく退けた大翔。
「もっと聞かせて。希望の可愛い声。」
甘く囁く。
大翔は私の手を硬く熱くなった場所に導く。
それが何だかわかった瞬間堪らなく怖くなった私。思わず手に力が入った。
まだまだ私には刺激が強い現実。
大翔は優しくキスをすると私から離れた。
「先走った。ごめんな…」
うなだれる大翔の背中に抱き着き私は言った。
「ごめんね。もう少しだけ待って。」
大翔は小さく頷いた。
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