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「リュミエール様、待って!」   部屋を出るとレイチェルの明るい声が聞こえてきた。 レイチェルの楽しそうな笑顔。 私は特に何とも思わずに、今日も惑星の育成に頭を悩ませていた。   「ゼフェル様、育成をお願いしに来ました」 「あぁ、アンジェリークか……。それで?たくさんか、少しか?」 幸い、ゼフェル様は部屋に在室してくれていた。 「たくさんお願いします」 「あぁ、分かった」   ゼフェル様にお願いして、次は王立研究院に惑星の状況を確認しに行こうとした。 が、その時
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