『憧れの人』

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あたしと千秋は学校を出て、ある場所へ向かった。 「…ハァ、ハァ…千秋ぃ、早いよぉ…。」 「ほら、善は急げ♪走れぃ♪」 ユキ 「ハァ、ハァ…千秋ぃ、若いねぇ…?」 千秋は元気よく走っている。 あたしは運動全般苦手… 千秋は汗一つかいてないのに… あたしは…フラフラ… 「ねぇ、ユキ?今日あの人いるのぉ?」 「…ふぁ?火曜日は、いるよぉ…フゥ…ちょっと、休もうよぉぉ…」 絶対走る必要はないと思う。 あたしはクタクタフラヒラ状態 。例えるなら今のあたしは… 例える余裕ないくらいフラフラだよ… 「…なんだかんだで、しっかりチェックしてるんだから…ボォーっとしてるんだか、しっかりしてるんだか…」 千秋の余裕がニクイ!
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