『普通の始まり』

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チュンチュン 「あ、昨日のネコさん!おはよー!」 毎日が平和 毎日がのんびりとしていた 普通の人間らしく 普通に今日を生きている。 普通が何かはわからないけど これが「あたし」の普通だと思っている。 あ、あたしはユキ。白石 雪(シライシ ユキ)。 特になんかがズバ抜けてイイこともなく、何か欠点があるわけでもない。と思っている。 まわりは「天然」とか「ドジ」とか言うけど…気にしないの。 「ユキー!遅刻すんよー!早く行くよー!!」 「あっ!ごめーん!今行くよー!(…ネコさん、またね♪)」 今日も普通に一日が過ぎていく。 そぅ、「普通」のハズだった。
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