9人が本棚に入れています
本棚に追加
/37ページ
「そっか。なるほどな。」
「見てれば、強いか弱いかだいたい分かるしな。」
「流石サッカー部の言うことは違うな。」
「まぁな。なんちゃって。そこまで強くねぇーよ!」
ふと、サッカー場から目を反らす。そこには神社の階段ですれ違った少年がいた。
「あっ。」
つい俺は声を漏らした。
「どうした?」
「ん…いや…なんでもない。ちょっと外行ってくる。」
「カラオケはどうする?」
「ん~ゴメン。今度にするわ。」
「祐真が行かないなら俺らも辞めるか。」
「みんなで行けよ。俺は今度でいいから。」
「了解!」
最初のコメントを投稿しよう!