こんなに・・・幸せな夜はきっと初めてだったよ。

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悲しみの白き光によって 、 救われぬ運命の道だけが照らし出される 気付いたの、 あなたの手が触れるたびに心が揺れ動いていたことを・・・ あなたに、 話したいことが増えていくよ このままじゃ、ただ積もるばかりで 「忘れてしまいたい」 だけど・・・どんなに苦しくても本当は忘れたくない だから願う 胸を刺してくるこの壊れた幸せが・・・ きっと戻せず、 会えなくて凍えそうになるのだけど この気持ち伝えたくて・・・ 目が合えば、すぐふざけあって ごまかすことで、逃げてしまうの 強くなれない あなたが、近くにいると ・・・ だからせめて、「強くなりたい」と願う わがままでも、きっと変われるはず、 そう信じていた。 素直に笑顔で会いたいだけなのに・・・ たとえ、この体がすべて偽りだとしても 今の心の気持ち、素直に伝えたくて・・・ 二人の 心に抱く悲鳴 今は 離れて、涙と共に・・・ 凍えるような、白い綺麗な月光 私の運命の道を照らし続けて もう届かない、この想いは淋しく あの頃と変わらずに、ひぐらしの声が空へ響き渡る あの頃の私と今の私は、なにも変わらずあなたを・・・
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