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「なぁ優太郎、明日から7日まで
わしの家で留守番してくれんか?」
そう俺に頼んできたのは
叔父だった。
「え~?俺友達と約束が…」
「友達と遊ぶのは、いつでもできるだろう。」
こう言ったのは親父だ。冗談じゃない。
「なぁ、頼むよ。
ただペットの世話してくれればいいんだから!」
でも……
「たまには人のために
働きなさい!」
…いくら親父でも、なんだその言い方。
てか俺バイトしてんだけど。…横暴だ…。
こうして俺は、納得しないまま真夏に
ただでさえ暑いH県に1週間滞在することになった。
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