†出会い†

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優斗『俺、1つ上に兄貴居るんだけどさ… めちゃめちゃ頭良くてさぁ、別におかんは比べたりしないんだけど… どうせ俺は出来損ないだし…ー とか思ったら、なんかすべてがどうでも良くなって…。』 私『私も…お姉ちゃんかなり頭良くて、妹の私はかなりの馬鹿だったけど…グレたりしなかったよ。投げやりになった事なんてなかったよ。』 優斗『………。』 悲しそうにうつむく優斗に私は優しく話しかけた。 私『でも…まだ16歳でしょ。まだまだこれからだよっ!! 学校行くにしても、 仕事するにしても、 親孝行するにしても。』 優斗『だな。まっ、いつまでもプラプラできねぇし…これからの事ちゃんと考えてみっかな。』 私『うんっ!!優斗~素直じゃ~ん♪』 優斗は少し照れながら 優斗『俺、根はいい奴なんだっ!!』 って言い出した。 私『…-ッぷハッ!! アッハハハハッ。いきなり真顔で、笑わせないでよ!!本当にウケるねぇ~。』 優斗『っつか…なんで華恋いっつも俺の事笑うの!?カナリ馬鹿にしてるでしょ~!?』 そうおどけてみせる顔は…本当にまだ純粋さが残っていた。 私『だっていっつも笑わせるのは優斗じゃん!! っつうか…年上に向かって呼び捨てはないんじゃない!?優斗く~ん。』 優斗『いいじゃん!!いちいち。ちゃん付けも面倒くせぇし。』 私『まっいいけど。本名じゃないし♪』 優斗『エーーーーッ ?????????????????』
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