その男、ミスター・ビッグスカイ

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「僕は見てましたよ。キミ、今小学生の少女を突き飛ばした挙げ句、暴言を吐いて少女を追い払っただろ!?」 メガネの長身が言った。 「は!?何言ってんだよ!別に突き飛ばしたわけじゃなくてたまたまぶつかっただけだよ!それに暴言は向こうが先に言ってきたんだ!!って言うかおまえ誰だよ!?」 俺は一気に言った。 「僕か?僕は会員No.0001。コードネーム:ミスター・ビッグスカイだ」 俺はその時やっとで気づいた。 こいつは危ない。
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