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今日の僕はひと味違っていた。
「お疲れ様でした。」
ここは僕の職場である某デザイン会社のKデザイン企画です。
「青山~。何急いでるんや?そんなに急いで帰る必要あるんか?」
時計は夕方の6時ちょうどを指していた。
「はい!今日はゆきの誕生日なんですよ!だから定時で帰らせてもらいます。お疲れ様でした。」
僕は駆け足で会社を出ると高松駅へ急いだ。
あっ、ケーキ買わなくちゃ!僕は途中で高松三越によってケーキをいくつか購入した。このちょっとした寄り道がこの後の僕の人生の微妙なズレを引き起こしたのでは?
なんて考え付くはずもなかった。
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