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~衝撃~
次の日。
学校から帰るとすぐに基地へ向かった。
もちろん、Vの事だ。
「親父!!結果は?」
…深刻な顔で答えた。
『これを見てくれ。』
Vのボディを指さした。
『一見何のへんてつもないように見えるだろ。』
俺は黙って頷いた。
『触ってごらん。』
「!!」
『細かく傷が着いている。本来、Vのボディはナノ細胞が入った合金で造られていて、ある程度の傷は治る。しかしここまで細かく傷が着くと、交換するしかない。だが、今までの合金ではVはもたない。』
「何とかならないの?」
『合金ごと新しいVを造るしか他ない。』
「…」
『ま、普段ならあいつらもいるし、合体も一体同しなら大丈夫。』
「…」
『出来るだけ早く造るから、暫くVで頑張ってくれ。』
「頼むぜ、親父。」
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