~新たなる力~

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『ただ、予算が…』 Vを一機造るのにン千億という大金がかかると聞いた事があったが… 『今は現状維持しかない。一応上に掛け合ってみるか。』 俺は頷くしかなかった。 『明、次の戦闘からVブースターとのバトルアップを解禁する。でないと機体がものの数分で持たないからな。』 「…分かった。」 突然、警報シグナルが。 「もう来たのか。」 『すぐにVで出るんだ。でもあまり無茶はするな。』 「うん、分かってる。」 俺だって、まだまだVと一緒に戦いたいんだ。ネンドロンに負けてたまるか!! 気持ちが高まる俺は敵を迎え撃つ為、大空へと飛びだった。
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