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そういえばここ数日、ネンドロンからの攻撃はなく、平穏な日々が続いている。
普通なら喜ぶべきなのだろうが、何か企んでいるかもしれない…
『明!!』
『明ってば!!』
「ん?」
『何ぼうっとしてんだよ。』
「あ、ああ💦ごめんごめん。」
いまの時間、修学旅行についての説明会をしていて、班決めと自由行動のスケジュールを組んでいた。
俺の班は、国に船ちゃん。りゅう一・二・三の六人。女っ気が全くない野郎どもグループだ。
ちなみにこの班の班長は船ちゃん。
俺と一・二・三は何かと忙しいし、国はちょっと…ね。
『班はいいけど、ちゃんと行けるの?』
「まぁ、大丈夫だと思うけど、いざとなったら代役でメタボでもだすか?」
『あ、それ賛成!!異議なし。』
「…おいおい💦」
何かあってもすぐVを呼べるしね。
「そういえば、どこに行くの?」
〔えっと…N市です。〕
N市は歴史ある町で有名な所。
別の意味では…
《N市か…夜中になんか峠を攻めたくなる。》
〈龍二、私たちは仮にも小学生なんですから…〉
《一は固いなぁ。》
[危ない事は止めてね…]
《やんないって。》
「三は心配性だね。」
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