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ある日、お姫さまがおさんぽしているとき小さな森でまいごになってしまいました。
暗い暗い森のなかでひとり泣きながらあるいています。
ヘビになった王子さまはお姫さまをみつけて、帰り道をおしえてあげようとしています。
しかしヘビなのでしゃべることもできません。
こころの中で
「こっちだよ、こっちへおいで」といいますが、お姫さまは恐がってにげてしまいました。
日もくれ、あたりはまっくら。
とうとうお姫さまはすわりこんでしまいました。
王子さまはどうすることもできずただとおくからお姫さまを
じっとみつめています。
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