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そのとき、森のようせいが
お姫さまのもとに現れました。
「お姫さま、お姫さま。
目を閉じてしまっては
みちはわからないよ、
だいじょうぶ。こわくないよ。」
ようせいは光をてらし、お姫さまを森の奥へとみちびきます。
「さぁお姫さま、こっちだよ」
そして2人はどんどん森の奥へ
はいってゆきます。
ヘビになった王子さまは
「そっちじゃないよ、お姫さま。
こっちだよ、こっちだよ。」
しかし、ヘビの王子さまの声は
お姫さまにはきこえません。
とうとうお姫さまは森の奥へ
きえてゆきました。
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