3月

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そのとき、森のようせいが  お姫さまのもとに現れました。      「お姫さま、お姫さま。   目を閉じてしまっては   みちはわからないよ、  だいじょうぶ。こわくないよ。」     ようせいは光をてらし、お姫さまを森の奥へとみちびきます。      「さぁお姫さま、こっちだよ」      そして2人はどんどん森の奥へ はいってゆきます。       ヘビになった王子さまは      「そっちじゃないよ、お姫さま。 こっちだよ、こっちだよ。」      しかし、ヘビの王子さまの声は  お姫さまにはきこえません。      とうとうお姫さまは森の奥へ  きえてゆきました。
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