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玄関にタツヤ先輩がいた。
「すいません、HR長引いちゃって…」
「いいよ、俺も今来たとこ!ちょっと寄り道しよっか」
いつもは通らない道
先輩の口数は少ない。
「愛チャン!」
「は、はい!」
いきなりびっくりした。
「俺のことどう思ってる?」
「えっ…!?えっと……(好きです…いや-言えない💦どうしよう💧でも今チャンス!?)」
そう考えてるうちに
「付き合って欲しいんだ」
!?!?空耳?
違う??!!え----まぢ!?
頭が混乱する。
「愛チャン?」
!!!!!!
「すいません、ちょっとびっくりして…」
「だよね。ごめんね急に。」
え-い言ってしまえ!
「あたしも好きです…」
「えっまじ?じゃあ俺たち付き合えんじゃん!よろしく-」
「よ、よろしくお願いします…」
「敬語とかも-いいよ!!タツヤでいいし!俺は愛って呼ぶね!」
「あ、はい……じゃなくて…うん…」
「あはは-いきなりタメ語はむずいな-笑」
しばらく話して家まで送ってもらった。
「タツヤ先輩…いやタツヤ…やっぱり変な感じ!笑」
「まぁ慣れろよ!今日はありがと!また遊ぼーな!」
「うん!気をつけてね!」
「愛!」
「ん?」
「そこ上がれ」
あたしは歩道の段差に上がった。
「んっ」
キス…された
「お前チビだからな!じゃっ!」
照れながらタツヤは沃さと帰っていった。
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