タロ

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この日も祖父の家に居た 祖父が 「お~い。お父さんと、タロの散歩行ってくんにか?」 私はすぐ返事をした 「いいよ~★行く!!」 タロとの散歩は大好きだ。 この日も綺麗な青空が広渡っている。 「タロ、いい天気だねぇ。」 私はタロに話しかける 「ハッハッハッ…」 とタロは言う。((笑 「お父さん?タロって疲れてんの?」 「体温調節してるだけだべ」 と父が言った。 言い忘れてたけど、 タロはゴールデンレトリーバーというちゃんとした犬。 私はタロを散歩させてるつもりが、 タロに散歩させられてる感じだった。 それでも、 タロと一緒に居る時間はとても大好きだった だって可愛いから。 私にだけ、やたらとなついてくれるから。 散歩も終わり、 夕食の準備をした。 祖父が 「ぴ-ち。タロにご飯くれてくんにか?タロはお前が大好きなんだと。」 私の顔がにやける。 飼い主よりも、 私の方が好き そう思うと嬉しかった。 「タロ~?ごっ飯だよっ♪」 タロはいつも通リ飛びついてくる。 (早く頂戴早く頂戴♪) そう言ってる気がしてならなかった 「おすわり、おて、おかわり、まてよ~。…よし、くえ★」 タロは嬉しそうにがっついた。
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