タロ

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あの時納得しなければ… 私は小学校を卒業した 今は春休みだ 「じいちゃん家行くぞ~??」 「分かった~♪」 と、いつもの会話 「タロ会いに来たよ~♪」 タロはいつも通り、 私に飛びついた。 「お…重っっ!」 タロと楽しい時間を過ごした。 この日も祖父の家で夕食。 もちろん、 タロにもエサをあげた 私はご飯を食べ終えて 食器をかたした。 「タロ~タロ~♪お前は可愛いなぁ。あ~。またご飯食べてないのか」 これがタロにとって日常となっていた。 私が寄り添って 「これ食べなきゃ、病気治んないんだよ?」 と話しかけながら 器を指で軽く叩く そうするとタロは食べてくれるんだ。 (食欲ないんだ。辛いよ…助けて) と言ってるような眼差し それでも、私はめげずに食べさせてあげた。 食べ終わると必ず、 褒めてあげた。 私はタロが大好きだ。
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