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大貴が… 大貴に爆弾だと? 俺は我に帰り窓を叩く。 今すぐ、今すぐ大貴の元へいかなければ…。 もう100万なんていらない。 大貴と帰ろう。 俺は、思いきり叫びに近い大声をだした。 「おい。どっかで見てんだろう!!もう、モニターは辞める!金なんていらない! 大貴を…大貴を返してくれっっ!!!!」 俺は、震えていた。 頭では、まだ、この状況を把握しきれていないのに体は恐怖を覚え始めていた。 膝が震え、嫌な汗が背中を伝う。 「うゎぁぁん。」 大貴の泣き声だ。 親というのは不思議だ。自分の子供の泣き声はすぐ耳に入る。
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