神人【こうじん】

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サトシ「てめぇ!?いきなり何しやがる!?」 テル「なんだよ、機嫌ワリィな今日は……どうしたんだよ、サトシ」 サトシ「……そうか?」 確かにいつもならこんな事は言わない。いつもなら軽い受け答えですませるのだが…… リュウ「あぁ……昼なんか、かなり話しかけづらかったぜ」 サトシ「……」 カオル「しかも髪を銀色にして来たときなんかみんなビックリして――――」 バン!! サトシは机をたたき、立ち上がる。 サトシ「したくてこんな髪にしたんじゃねぇよ」 リュウ「あ、おい、まてよ!!」 そう言うとサトシは、講義室から出て行ってしまう。 サトシ「くそ、雨降ってやがる」 今日は曇ってはいるが、傘はいらないだろうと天気予報は言っていたのだが、帰る頃には雨が降るなと思っていたので傘を持ってきていた。 サトシ「最近勘がいいな」 この頃、妙に勘がさえ、次に何が起こるかわかったりしていた。 サトシ「超能力者にでもなったかな」 そんなことに苦笑しつつ、家路を急ぐ。 傘を差し、いつもと同じ道を同じように帰る。
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