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何度も殴られているうちに、カミソリで切られるようなその痛みは、ジンジンと鈍い痛みに変わって行った‥
一向に辞めようとしない彼の行動に、半ば諦めのような気だるさを感じる
もう、防ぐ気力も、体力もなかった
‥‥‥
このまま死んでしまうのかなぁ?
‥もう
死んでも いいかぁ‥‥
私の身体から、力がフッと抜けて行く‥‥
私の胸の奥にある、憎しみの全てをぶつけるように
私は彼の瞳をじっ‥と見つめた
そう‥、怨みを込めて彼の顔を睨んだ‥
‥‥
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