序章

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第7実験室 入り口 そこには、トーマとメテオロという若者が見張っていた。 警報が鳴ってからメテオロがずっと怖がっていた。 「だっだだっ大丈夫ですよね?」 「知るかよ」 トーマも手が震えていた。 あんな化け物がこの施設内で暴れていることを考えると鳥肌が立ってしょうがなかった。 すると、メテオロとトーマの目に通路の先に黒い何かが見えた。 「見に行ってくる」 トーマはそう言うとゆっくりと進み、横の通路へ曲がった。 すると、銃声が聞こえた。 「ウワァァァァァー!」 トーマの叫び声が聞こえ、すぐに聞こえなくなった。 メテオロは、銃を構え、これまで味わったことのない恐怖に襲われた。 「トーマさん? ねぇ?トーマさん?」 メテオロはビクビクしながら一歩ずつ歩き出した。 そのとき、電気が消え真っ暗闇だ。 グレネードランチャー付きのアサルトライフル銃の先端に付いているライトを付け周りを照らした。 左の通路に曲がり、引き金を思いっきり引いた。 だが、そこには誰もいなかった。 あるのは、大量の血だけだ。 「逃げなきゃ・・・逃げなきゃ・・・」 メテオロは、後ろを振り返り思いっきり走り出そうとした。 だが、何かが落ちたような音がした。 メテオロが後ろを振り返った瞬間、壁に大量の血がかかりメテオロの悲鳴が響いた。
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