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「ぴよ、痛い痛い~!」
年子で似たような背丈の心優しき兄の頭を、容赦なく持ち上げる弟天使。
あっ!ぴよって言うのは、弟天使の呼び名。
ゆうと→ゆっぴぃ→ゆぴお→ぴよ…と、なりました。
元の名前、一文字も入ってないやん(笑)
「ねっ?すごい力やろ?」
「これはヒドイわ~(泣)」
私が受けて来た攻撃を分かってくれたか、兄天使よ。
「ゆきっちにはやらないね」
「こいつはアカンと思ってるんちゃう?」
弟天使様は、ゆきっちに従順。
力で負ける事を知っています。
もちろん、それだけじゃありませんよ。
ゆきっちなら抱っこやおんぶもしてくれる事、毎朝バスセンターまで送ってくれる事。
そして休みの日には、公園やドライブに連れて行ってくれる事を、しっかり分かってるんです。
「だからやられないんだね~」
納得する兄天使。
…ちょっと待ってよ。
じゃあ、私と兄天使は同レベルですかっ!?
シクシク…(泣)
…と思ったら!
自分のお世話にやって来たバァバにも、容赦ない攻撃を仕掛ける弟天使様。
それも宴の一部として。
バァバ、首がもげそうでした(笑)
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