《第二章》

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    やがて、オレ達はその集団と合流した。 『さて、何から聞こうか…』そう考えると同時だった。   【待っていました】 『?!?!?!』頭の中に声が響いてきて、オレは焦った。どうやら声は、みんなにも聞こえたらしい。テッコとジロウはキョトンとして顔を見合わせているし、ヒサシは周りを見回している。 『今のは?目の前?』 【はい、私です】 オレ、今、声に出してない…つまり、オレの考えた事を読まれてるのか?…    
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