《第二章》

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    『?あれ?』 オレの中に、何か、靄がかかった。時が止まらないなら…なんでこんなに、懐かしいんだ?…   「あの…!」オレは疑問をぶつけた。それしか、今出来る術がなかった。 「時間が流れてるなら、今、オレ達は1999年の10月、日本かロスにいるんですよね?」 彼女は、少し躊躇い、そして告げてきた。【今、ここは、1972年…としか、私からは話せません】   『な?!…』 オレ達は言葉を失った…だって、確かに俺達は1999年にいたのだから。    
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