《第一章》

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    2000年まで後少しに近づいたある日。   俺達はレコーディングの為、機上の人となっていた。 俺の横ではTAKUROが、何か新しいフレーズを思い付いたらしく、手早く書き留めている。すぐ後ろの席では、HISASHIはネットゲーム、JIROは映画を、それぞれに楽しんでいるようだ。 俺は俺で、新曲を確実にモノにする為、歌詞に目を通しつつ、イヤフォンから流れてくるMDの音に耳を傾けていた…  
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