《第一章》

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  ‥何もない‥そう表現するしかない。ただ僅かに、ほんのりとライトアップされただけの空間が、窓の向こうに広がり、それはグラデーションをまとって闇へと繋がって見えている。   JIROもHISASHIも、なぜか今は、俺に助けを求めているようだ…無理もないか、TAKUROが、こんな表情で俺を見てるくらいなんだから。   けどなぁ…俺だって…正直、参ってるし…   …消えた乗客達・見知らぬ場所・残されたのは俺達4人だけ… …考えろ…考えろ、俺… ・・・ダメだ、何も答えが見つからない。どうしたら…
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