第1章→「七瀬の憂鬱💧」

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七瀬(………💧) ミコトちゃん達とカラオケで遊んできた七瀬くん。 帰りは家の近くまで送ってもらったから、七瀬くんは今、自分の家の前にいます。 七瀬(…ぅ~💧入りにくいなぁ…。) なんせ睦月に会わせる顔がない。 睦月の大切にしていたエロ本をボロボロに破き散らしちゃったんだからね。 七瀬(…はぁ…。睦月、怒っとるだろうなぁ…💧) ドアのノブに手をかけ、開けようとしては止め、自宅玄関前で挙動不審な行動をする。 ウロウロ。 そして大変な事を思い出す。 誠達とカラオケを出たのが5時半。するともうすぐ夕方6時。 睦月と七瀬は特別な理由がない限り夕方6時までに帰宅しないと母にエラい目にあわされるのだ。 七瀬(ひ💦ひぃ~💦まだ6時過ぎてないよね⁉) しかし時間を確認しようにも時計も携帯も持ってない。 七瀬(あぁん💦今何時なのさ⁉) 「あぁん❤」ってカワイイ。 つか6時過ぎてたら母の猛烈ビンタに襲われる。 どうしたらいいやら悪いやら。 なんだかさっき憧れのミコトちゃんと遊んで散々楽しい思いをしたのが遠い昔の事のように思える。 みなさんもあるでしょ? さっきはメチャメチャ楽しかったのに今は地獄みたいな(笑) ああゆう時ってなんかすごくオシッコしたくなりません? 七瀬(はぅ~💦どおしよ~💦オシッコしたくなってきちゃったよぉ~💦) 内股でピョンピョン跳ねる七瀬くんがカワイイ。 そこへたまたま通りかかった近所のおばちゃんが七瀬に声をかける。 おばちゃん「あら~❗七瀬く~ん❗(^-^)/」 七瀬「ヒィ⁉\(゜□゜)/」 いきなり話しかけられてビックリする七瀬くん。 ちょっと漏らしちゃったりして。 おばちゃん「どうしたの~⁉七瀬く~ん❗そんな所で~❗(^-^)/」 なんでおばちゃんってあんなに声おっきいんだろうね(笑) しかも明らかに間の悪い状況で現れるんだよな。おばちゃんって。 七瀬「こ…こんにちは~(^_^;)💦」 スッゴい小声でおばちゃんに挨拶する七瀬たん。 あんまり大きい声出すと睦月や母に見つかるかも知れないから。 おばちゃん「七瀬くん夏休みの宿題ちゃんとやってる~⁉ダメよ~❗ちゃんと少しずつやらないと~❗」 なんかおばちゃんって余計な心配をしてくれる人多いよな。 何故近所のおばちゃんにまで宿題の心配をされなければならないのか。image=154310571.jpg
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