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こんなチャンスはそうそうないもの。
七瀬の腰の辺りに手を回しスリスリする。
睦月(はぁう💕七瀬スッゲェ色っぽい匂いがするよぉう💓」
七瀬フェロモンに虜の睦月。
香りを精一杯堪能する。
そして七瀬は睦月を上目遣いで見つめる。
七瀬「睦月…。ほんとにゴメンね?(・ω・`)」
七瀬は知っている。睦月がこの角度に弱い事を。
潤んだ瞳で見つめる。
睦月(か⁉カワイイ‼❤💕💓\(゜□゜)/❤💕💓)
七瀬の色仕掛けだともわからない愚かな兄、睦月。
あっさり七瀬の色仕掛けの毒牙にかかる。
睦月「いいよ~ぉ❤あんな本くらい。また買えばいいんだし💓もっぜぇ~んぜん怒ってないよ?💕💓(//▽//)❤💓」
メロメロデレデレ。
もう七瀬が愛おしくて恋しくてしょうがない。
七瀬「ありがと。睦月❤(#^-^#)」
語尾に「❤」マークをつける七瀬。特別サービス❤
それもこれも睦月に完全に許してもらうため。
そしてまた睦月の胸に抱きつく。
トドメの色仕掛けである。
睦月(あぁ~💓七瀬カワイイよ七瀬💕キスしたいよ❗おっぱい見たいよ❗幸せにしてあげたいよ~❗❤💕(*´Д)❤💕💓)
七瀬(…フフ🎵チョロいな🎵o(^-^)o)
小悪魔七瀬たんめ。
流石に睦月の扱い方に長けている。
なんだかこの子の将来ちょっと心配。
睦月「そんな事はないぞ❤だって七瀬は将来俺の嫁にくるんだから❤な~んにも心配する事ありませんよ❗(#^-^#)~💕」
どうやら本気で七瀬との結婚を考えてるくさい兄、睦月さん。
七瀬「ねぇ、睦月。それより大変なことってなぁに?」
睦月は別にエロ本の事を怒ってはいないし、6時過ぎに帰ったとは言え母は買い物に行っているから誤魔化す事が出来る。睦月も話を合わせてくれるって言ってるし…。
他に何が大変なんだろうか。
睦月「あ❗そうそう💦大変なんだよ❗七瀬💦」
七瀬の手を引っ張りリビングへ向かう睦月。
そしてゴミ箱を見せる。
そのゴミ箱の中には、朝、七瀬が破き散らかしたエロ本の残骸が入っていた。
無残だ。
七瀬「…💧なんか…ほんとゴメンね?(^_^;)」
あらためて見るとなんか素直に申し訳ない気分になる。
睦月「あ~💧ホントそれはもういいから。気にすんな?それよりコレ片付けたの誰だと思う?💦」
七瀬「え?いや、誰って…。睦月かお母さんでしょ?」
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