企み

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暫く、私は優ちゃんの腕の中にいた。 制服越しに体温が伝わってくる。 意識して見たことはなかったけど、優ちゃんの腕がたくましくてかっこいい。 ますますドキドキしてしまう。 私って変態かも… 抱きしめられてると、ちょうど心臓の辺りに顔がくるんだ。 鼓動が速いのは私だけじゃないみたい。 心地良い体温に包まれながら、肌越しに伝わってくる鼓動に耳を傾けていると、優ちゃんは、 「ごめん、限界かも//」 そう言った次の瞬間… 「…あっ//」 大きな手が、制服の下に滑り込んできた。
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