5207人が本棚に入れています
本棚に追加
「じゃあ今日も張り切って調査しましょう!」
「ああ、そのことなんだけど実はもう大体解決したっていうか……俺なりに推理してみたんだ」
そしてジュンは奈緒に自分の推理を話した。奈緒は呆気にとられていてなぜジュンがその推理に辿り着いたのかなどは聞かず、ただ相槌を打つだけだった。
「……って感じで考えてるんだ。今はまだ根拠とかはないし完全に推測の段階だけど」
「何言ってるんですか!ワタヌキさんは今の話が真実だと思ってるんですよね?」
「思ってるけど……なんで?」
ジュンの問いに奈緒は自信満々の笑顔で答えた。
「それなら水樹さんのお父さんに私の前で今の話が本当かどうか聞けばいいんですよ!もし本当なら、嘘をついても私にはわかります!」
最初のコメントを投稿しよう!