役者さん

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暗い客席から いつも、いつも こっち向けって思ってた 思ってたくせに 目が合ったら そっけなくそらしてしまう ほんとに あたしは、ばかだね この気持ちが 伝わらぬのを百も承知で あなたを慕い続けてた 大好きだった 千秋楽で流した涙は 他に理由はない あなたに会えなくなるのが 寂しくて哀しくて…… 今まで以上に 恋しく想ったから もう、あなたは ここへは帰ってこない だから 二度と会えぬかもしれない でも なにも言えない…… 気づいたら走ってた 夢を見ていた きっと夢だったんだ……
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