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また聴こえるあなたの声 笑い声も、掠れた声も、抱き寄せてくれる声も 想い焦がれて声の鎖に 自分から鍵をかける 鍵は風と一緒に消えた 抜け出すことを許さない運命(さだめ) 見え隠れする本能に気づかないフリ 知ったら二度と鎖が出来ないから 沈む月を手で救い 飲み干して 闇と憂いの瞳を求めて 口からこぼれ落ちるその音を 差し出すのはアナタだけ
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