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「どないしたん?わいの顔、何かついとん?」
「い…」「うん、顔の真ん中に、何や小汚い変な出っ張りが」
誠侍が、何でもないと言う前に、英二の隣にいた女子がそれを遮るように言う。
「何!?変な出っ張り?お、これやな。う~ん、う~ん…って取れるか!鼻や鼻!」
英二は、さんざん自分の鼻を引っ張った後、軽く隣にいた女子を叩く。
「あれっ?アンタのソレ、取れるんやなかったん?」
「鼻や言うてるやろ!鼻が簡単に取れる奴なんか居てるかアホ!」
そして、再度軽く叩く。
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