620人が本棚に入れています
本棚に追加
「ふっ、ハハハ」
2人のやり取りに誠侍は思わず笑い出す。
「お、よーやく笑いおったな」
「笑った顔も素敵やわ~。ウチ、乗り換えよかな」
「おい、それだけは勘弁してや」
「どうしよっかな~…。ん~、態度次第やな」
英二の隣に居た女子は、小悪魔の笑みを浮かべる。
「お願いします!どうか、捨てんといて下さい!」
そう言って、英二は女子に向かって土下座をする。
「よしよし、仕方ない、捨てずにおこう。面を上げい」
「はは~」
2人はまたも、誠侍を無視して、自分達の世界に入り込む。
最初のコメントを投稿しよう!