過去を疼かす者達

10/20
前へ
/578ページ
次へ
「なぁ…」 「「ん?」」 「凪が強いんは、よぉ分かったから、ちったぁ人の心配しぃや」 「あ、ごめーん忘れとったわ」 「すまない、俺も…」 「誠侍もかい…」 ガタッ 机に掴まり起き上がった英二だったが、2人の反応に再び倒れ込む。 「お、おい、大丈夫か?」 「あぁ、大丈夫やって、ボケやボケ。心配あらへん」 心配する誠侍に対し、凪が笑って答える。
/578ページ

最初のコメントを投稿しよう!

620人が本棚に入れています
本棚に追加