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「大丈夫なわけあるかー!鼻血出てるやろ!セージみたく、ちったぁ心配せんかい!」
「な、大丈夫やろ?」
「…ああ」
圧倒され、誠侍はもう流れで返事するしかなかった。
「おー、いてて」
鼻をさすりながら、英二は呟く。さすがに、若干涙目であった。
「あのさ、ところで、ここは何処なんだ?」
突然、誠侍が切り出す。
英二と凪は目を合わせる。
「ここか?聞いて驚け、ここはな、な、何と…」
ゴクッ
「わいも知らん」
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