☆はじめに☆

7/21
前へ
/55ページ
次へ
そしてあの日私とダイスケがお店で逢うことになった。 確か初めに言われたのは…… 『二年前にいたアイ??誰だっけ?? ……そんな子いた??』 だった。 正直辛かった。 『ひど~い!!ダイちゃんウチの事忘れたんや…』 二年前話したときは良い感じだったので正直に思ったことを伝えた。 『…ゴメン!!ど~しても思い出せん。……でも浴衣似合ってるよ』と言った。 『困った時はいつも話題変える所変わってないなぁ』 と思いながら話してた。 この時お店のイベント的なもので夏祭りに合わせて夏が終わるまで店の子は、みんな浴衣を着てた。 色んな話してると店のママに 『アキちゃん次は、あのテーブル行ってきて』と言われた。 『はぁ~い★』 と元気の無い返事をして、そのテーブルにいった。 ダイスケともっと話したかったがママに言われては仕方が無い。 結局あまり喋れず営業終了…… 『もっとダイちゃんと話したかったなぁ……』 と独り言を言いながら浴衣を着替えるため隣の店にいった。
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

368人が本棚に入れています
本棚に追加